
ミカ姉さんらしいかわいさ炸裂でニマニマしちゃったわw
カレンダーは冷蔵庫に貼りました


ミカ姉さん、ほんとにありがとうございます~~

えーっと、この間から本の話をしたせいで、
突然好きな本について語りたくなったのですが、
ニュースを見てたらいやーな気分になったのも理由のひとつ。
ワタシの好きな作家シリーズ~~♪
プッパープッパー

ディックフランシス 元、障害競馬のスター騎手で、
(エリザベス王太后の専属騎手をつとめていたほど)
引退後、作家に転身したという、すごい経歴の持ち主。
anemone、この人の作品が大好きで、
アメリカに来たばかりの頃、活字に飢えて、彼の作品が読みたくて、
とりあえず原書で読んでしまったくらい大好き。

中学英語から進歩がなくても、成せば成る。
辞書を片手に・・・それでもおもしろい。
馬が必ず出てくる彼の作品ですが、
別に馬が好きでも嫌いでも、競馬に興味があろうがなかろうが、
とんでもなく面白いので充分楽しめます。

探偵小説って言えばいいのかしら?
とにかく登場人物がかっこいい。
理想の男性像。男の中の男。
クラクラ。
惚れちゃいますってば。
特にワタシが好きなのは、敵手の主人公シッド・ハレー
シッド・ハレーのシリーズは何作かあるのだけど、
最初からずーっと、全部イチから読み直してもいいくらい大好き。
いっぱい好きな作家がいる中で、
なんで今日、ディック・フランシスかっていうと、
ニュースで政治家のへぼ発言や、へぼ発言やへぼ発言を聞いてると、
必ずこの、写真の「騎乗」って小説を思い出すから。
今日も朝から石原自民党幹事長のBS朝日でのエイリアン発言のニュースと、
それに食いついてる人々の発言を眼にしてると、いい加減うんざりしてきました。
番組を見ていないのでよくわかんないけど、
想像するに本人の言いたかったのは、
寝たきりの患者さんたちがエイリアンに似てるってことじゃないだろうし、
そのニュースの核はそこじゃないはず。
でも、人はそこに食いついて、肝心のことには眼を向けない。
その意味で大失言。
石原氏がどんなにこの問題に真剣で、
ベッドに縛り付けられている人々の尊厳について考えていても、
水の泡。
「騎乗」には、ある親子が登場します。
騎手になる夢を突然奪われた息子。
政治家になり、首相への階段をかけあがろうとする父。
全く父に親しみなど感じていなかった息子は、
しぶしぶ父の選挙戦を手伝ううちに、父の本当の姿を知ることになります。
知らなかった父の温かで強い人柄を知るのです。
深夜、政敵に放火され、燃え盛る事務所の2階から脱出するシーン。
親子は2人ともパンツ1枚で寝ていました。
父は息子にパンツ一枚で、裸足のまま、窓から飛び降りさせます。
息子が窓枠によじのぼっている間に、自分は、
きちんとシャツとズボンをはいて、靴まで履いて飛び降りるのです。
飛び出すと同時にフラッシュが焚かれます。
父は、シャツとズボンに致命的とも言える数秒を費やしたことを、
後悔したことはないはずだ。
彼は、なぜか、生死の境目であるあの何分の一秒かの間に、
自分が半裸で炎から飛び出す写真を撮られていたら、
政治家としての人生を通して悩まされることを知ったのだ。
彼は、あの危険な一瞬においてすら、
身なりを整えることがすべてであるのを知っていた。
ディック・フランシス 騎乗より
本当にやりたいことがあるのなら、そのために細心の注意を払うのは当然でしょう。
危機管理能力ってそういうことじゃないの?
数々の民主党大臣の失言だって、
あげ足取りとか言う人がいるけど、そうじゃない。
真摯な態度じゃないことがそこから透けて見えるから
「あー、ダメだ!!」ってなってるのよ?
このところの防衛大臣の件にしても、
ただ漫然とツイッターでぼやいたり揶揄したりしている政治家(いるのよ、ホント)を見ると
怒りに震えます。
隣のおじさんがぼやいたりうまいこと言ったりするのは笑って聞けますが、
政治家が政治をちゃかしたり揶揄したりしてる暇はないでしょう!?
ツイッターでウケて何になるの??
一般人がぼやいたりつまらないギャグにしたりしてるのは生きるためだよ。
あんたたちが頼りないからだよ。
一緒に言ってどうするの??
マスコミもそう。
本気で何かを伝えたいとか思わないんだったらもうやめちゃえ。
政治家に、
「うまい!!座布団一枚!!」とか、
「文学的な表現」なんか求めてないですから。
本気で何かをやりたいなら、真摯に一直線にやるべきです。
足元をすくわれないように、
細心の注意をはらって、言葉を選び、真摯に語り、身辺を清潔に。
やじったり茶化したり、もうたくさんです。
もう地震から1年がたつっていうのに、
政治家は何やってるの??
自己顕示のためだけの
笑い話とかウケとか狙ってる暇があるなら、
せめていい本でも読めばいいのに。
笑い話とかウケとか狙ってる暇があるなら、
せめていい本でも読めばいいのに。
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いつも、遊びに来てくださってありがとうございます。
コメントとっても嬉しいです
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アレルギーが最悪な状態で、
集中力ゼロ。
とりあえず更新だけ優先します。
ごめんなさい。
追記
ところで、初めてディック・フランシスを読む方、
「敵手」はシッドハレーのシリーズ3作目です。
シリーズ最初から読みたいって方は、シリーズ1作目「大穴」からどうぞ。
もちろん、敵手から読んでも充分楽しめますが。
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おしてくらさーい

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